2020/12/19
馬鹿にした話
厳しい冬の到来です。本格的な寒さの訪れと新型コロナウイルス感染者の拡大で益々緊張感が高まってきました。
菅政権は、勝負の3週間(11月25日~12月15日)で感染拡大を抑え込もうとしましたが、出来ませんでした。
そして、14日突然、「GoToトラベル」を今月28日~1月11日まで全国で一時停止すると表明しました。
新型コロナウイルス感染拡大に歯止めがかからず、ブレーキとアクセルの繰り返しです。
14日の一時停止発表後、自分たちで決めた5人以上の会食の自制を菅首相は、某ホテルで経営者など15人と会食しました。
続いて銀座のステーキ店に移動し、マスクをせず、二階幹事長など感染者リスクの高い65歳以上の8人と会食をしました。
国民に自粛を求めているのに、まるで人ごとのようです。
16日の菅首相の釈明では、「国民の誤解を招くという意味においては真摯に反省している」と話しました。
「国民の誤解を招く」発言は、国民が誤解したと決めつけ、自分たちの会食を正当化し、誤解した国民が悪いとして国民を馬鹿扱いにしています。
そして、懲りずに釈明した16日の夜、3人との会談の後4人と会食のはしごをしています。
このようなコロナウイルスに危機感のない菅首相ですから、綱紀は緩んでいます。
15日昼 新型コロナウイルスに感染したばかりの自民党衆議院議員 渡嘉敷奈緒美厚生労働委員長が本人不在の資金集めである政治資金パーティを行いました。
国民が苦しんでいる現実を理解していない、無責任極まりない行動です。
国民は、楽しみにしているクリスマスや年末・年始行事を緊張感持って過ごさなければなりません。
菅首相の国民不在の政権運営は、二階氏などの派閥の顔色を伺っていて、自民党内で誰も意見が言えず、風通しが悪くなっています。
このような事態では、国民を守れず、コロナウイルス感染者が増え続けていくと懸念しています。
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