FC2ブログ

原発事故裁判

19日 2011年3月11日に発生した「東日本大震災」の東京電力福島第一原発事故を巡り、裁判が行われました。

東京地裁は、業務上過失致死傷罪で強制起訴された東京電力旧経営陣の勝俣恒久元会長、武黒一郎元副社長、武藤栄元副社長の判決で、無罪を言い渡しました。
無罪理由は、「大津波の予見可能性は認められないとしました。」

果たして、大津波の予見可能性は認められなかったのでしょうか?
この震災事故は、重大な経営判断ミスが放置されたことにより大きくなり、取り返しの利かない過酷な事故になりました。

2002年7月 国が設置した「地震調査研究推進本部」が地震予想「長期評価」を公表しました。
2008年3月 この地震予想を基に東京電力は津波高「最大15.7m」を試算しました。
この試算に経営者は対策を講じませんでした。
現場と幹部のズレがありました。

この試算に対策を講じた原発施設があります。
それは、宮城県東北電力「女川原発」です。
東日本大震災で約13mの津波に襲われましたが、海面から14.8mの高さにしたため主要施設は甚大な被害を免れました。

東京電力旧経営陣が現場社員の警告に耳を傾けていれば、原発の運転を止めなくても被害は軽減できたでしょう。
経営者の企業責任が問われてもいい裁判であり、人災と言わざるを得ません

原発事故が発生すれば被害は甚大となり、人々の生活を変えてしまい長期化します。
「絆」社会が一瞬にして奪われるのです。

この無罪判決で原発推進機運が高まる懸念を感じています。








コメント

非公開コメント

プロフィール

代表取締役 柏木正史

Author:代表取締役 柏木正史

カレンダー

09 | 2019/10 | 11
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -

検索フォーム

QRコード

QRコード