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借用書と秘密

 東京都猪瀬知事の常識とは‥‥。

猪瀬直樹知事が昨年12月の知事選前に医療グループ「特洲会」側から現金5,000万円を受け取りました。
猪瀬知事は、都議会の所信説明で「個人の借り入れだった」と強調し、「借用証」を公開しました。

『「借用書」とはどういう物であり、何を意味するのか?』について、私見を述べたいと思います。
民法では諾成契約と言って契約書を作成し、取り交わさなくても当事者の意思の合致により契約は成立すると言われていますが、猪瀬知事は証文として「借用証」を交わしました。

問題としたいのは自発的に現金借り入れを発表したのではなく、徳田毅衆議院議員の7,000万円を超える裏金を支出した選挙違反事件捜査で発覚したことです。
お金を借りる場合は、使途です。
猪瀬氏は「生活不安で借りたのであり、選挙運動のためではない」と言っていますが、徳田氏訪問は選挙にはお金がかかることが話題になり、個人の借り入れとして不動産購入資金などで無い限り、選挙のために現金が提供されたと考えるのが自然です。
「借用証」は貸し手の徳田毅衆議院議員の名前と日付の印字、金額、知事の署名だけであり、返済時期、捺印、利子の記載など無く、借用証の形態をなしていません。

徳洲会グループには、過去5年間に都から約8億5,000万円の補助金が出ています。
職務上の利害関係のある業者との金の貸し借りは、見返りに便宜を図る事であり、やってはいけない行為です。
謝罪だけで済まされないような気がします。




 

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