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津市自治会汚染

 津市で市民の信頼を揺るがす事件が発生しました。

百条委員会が設置され、24日は前葉泰幸市長が証人として発言しました。
市民生活に大きく影響するので、興味深く傍聴に参加しました。
8時半 傍聴席はわずか10席で、受付は早いもの順で7番目。
開会は10時からであり、1時間半程待ちました。

事件は、相生町自治会の補助金詐欺事件を巡り、田辺哲司元自治会長、松下哲也元人権担当理事などが逮捕されました。
最大の関心事は、前葉市長の関与でした。
前葉市長には、逮捕された元自治会長と津市との不適切な関係で、危機管理を担当する盆野明弘副市長から事前に報告を受けていたかを問われました。
共通尋問事項24項目と個別的・具体的尋問事項17項目の喚問です。

前葉市長の弁明は、問題の多くを市の調査チームが調べるまで「知りませんでした」と述べました。
又、「証人に意見の陳述を求める質問は百条委員会のルールに反する」として証言を差し控えました。

不可解な市長発言の「何も知らなかった」とはあり得ない事です。
もしも「何も知らなかった」としたら、行政の長として見て見ぬふりをしており、部下の仕事を把握していなかった事になります。
職員が相生町に入りびたりで常態化していたり、市会議員の大半が事件に絡んでいたりしています。
2013年から続く組織ぐるみの事件であり、田辺元自治会長と関わる感染者多く、それぞれの立場の人は責任逃れしないでいただきたいと考えます。
事件は複雑であり、だまされたのは市民です。
まだまだ続きますが、市民の立場としては徹底的に膿を出していただきたいと願っています。

31日に期限を迎える感染を抑え込むはずの「緊急事態宣言」と「まん延防止等重点措置」が延長されました。
4月5日から4波突入で始まり、対象地域は拡大し、「延長・延長」の繰返しです。

「緊急事態宣言」は、追加された沖縄県に合わせ、東京都、大阪府など9都道府県が足並み揃えて、6月20日まで。
「まん延防止等重店措置」では、三重県を含む8県中群馬県、石川県、熊本県の3県は延長しない。残る5県は6月20日まで。

長引く自粛で我慢が限界になってきました。
人出も増加傾向にあります。
1.5倍感染力が強いインド変異株が脅威で、政府によるコロナ感染を抑え込む手だてが見えません。
又、ワクチン効果がいつ表れるか未知数であり、見えない様々な圧力を気にしながら、不安な生活が続きます。











ワクチン

 北海道、東京都、大阪府など9道府県に発令中の「緊急事態宣言」の対象に沖縄県が追加されました。
沖縄県は、感染状況悪化に歯止めがかからず、「まん延防止等重点措置」から外れての追加で、5/23~6/20迄です。
三重県、岐阜県を含む「まん延防止等重点措置」は、沖縄県と新規感染者数が減少した愛媛県(5/22迄)が外れ、8県となりました。
具体策に欠け、繰り返される菅首相の「全力で取り組みます」という気合が虚しく感じる。
国民の生命が日々脅かされています。

ようやく高齢者のワクチン接種が「米ファイザー製」で始まりました。
接種体制で準備を欠き、注射を担う医師不足や電話予約の混乱などが続きました。
供給量が確保されても、接種には結びつかないと不安を掻き立てました。
18日現在 日本の新型コロナワクチン接種は、少なくとも1回接種を受けた人の割合が3.9%であり、世界平均の9.2%には及ばない。
経済協力開発機構(OECD)加盟37カ国中最低水準であり、世界では110位前後で途上国とほぼ同水準となっています。

21日 厚生労働省は、「米モデルナ製」と「英アストラゼネカ製」の新型コロナウイルスワクチンを正式に特例承認しました。
「米モデルナ製」は無料で注射を打てる公費接種。
「英アストラゼネカ製」は、血小板減少を伴う血栓が生じる副反応が報告されている事から、公費接種対象外で当分使用しない。

日本は、米国企業の「ファイザー」「モデルナ」2社のワクチン使用を前提に接種体制を構築してきました。
2社分で9月末までに接種対象となる国民に行き渡る必要量を確保できたとしていました。
「アストラゼネカ」ワクチンの活用策が定まっていないことから、政府は調達契約を結んだ一部を途上国などに提供するとしています。政府のワクチン調達に計画性がないと言わざるを得ません。
「アストラゼネカ」ワクチンは、冷凍管理が必要な米国2社のワクチンと異なり、冷蔵保管が出来、小分け配送が可能です。

政府は、ワクチン接種に躍起になっており、7月末までに重症化リスクが高い高齢者のワクチン接種完了を目指しています。
コロナ対応の遅れは、ワクチンにも影響を与えています。
コロナ感染が続く限り、経済回復は、希望が持てないと感じています。















 

「我慢」「立ち向かう」

 コロナ感染者は、拡大し続けています。

菅義偉首相は、東京都、大阪府、兵庫県、京都府、愛知県、福岡県に発令中の「緊急事態宣言」に北海道、岡山県、広島県の3道県の追加決定をしました。
期間は、16日(日)~31日(月)までとし、期日を31日に合わせました。

千葉県、埼玉県、神奈川県、岐阜県、三重県、愛媛県、沖縄県の7県に発令中の「まん延防止等重点措置」に群馬県、石川県、熊本県の3県を追加決定をしました。
期間は、7県の31日迄と違い、16日(日)~6/13日(日)までとしました。

政府は、当初、「まん延防止等重点措置」に岡山県、広島県、群馬県、石川県、熊本県の5県を追加適用すると諮問しました。
しかし、専門家から強い対策を求められ、岡山県と広島県は「緊急事態宣言」へ、北海道を加えての異例の変更になりました。
比較的に人口規模が大きく、新規感染者数が急増しているからと明確な基準に欠ける曖昧な説明をしています。

由々しき事態が発生しました。
4/20 日本医師会の中川俊男会長が自ら発起人となり、自民党自見英子参議院議員の政治資金パーティ(会費2万円)に参加していました。参加者は100人程度の規模で、自身を含めて常勤役員14名全員出席していました。
場所は東京都内のホテルで、東京都では「まん延防止等重点措置」が適用されていました。

政治家の「全面自粛を」と厳しい姿勢を見せ、国民にもステイホームなど徹底した感染対策を強く求めてきた中川氏は「緩みという事は全くございません」と発言し、驚きです。

菅首相の東京オリンピック等の経済重視は、「緊急事態宣言」と「まん延防止等重点措置」だけでは感染拡大を収束できない。
又、危機感が希薄で、感染収束への見通しが甘く、国民への「我慢」だけでは、変異株に勝てません。

菅首相には、コロナに立ち向かう気概と実効性ある政策が求められます。









  






中味のない会見

 7日(金) 菅義偉首相による「緊急事態宣言」と「まん延防止等重点措置」の「延長」記者会見がありました。
三重県は、「まん延防止等重点措置」として追加されました。

菅首相は、大型連休前に3度目となる宣言発令で「短期集中」して感染拡大の抑え込みを実施すると説明しました。
国民は、菅首相の指示に従い、「我慢」を強いられたのに感染拡大を抑えきれませんでした。
なぜ抑えきれなかったのか? 失敗を説明することもなく、漫然と「延長」すると発言しました。

「緊急事態宣言」発令中の東京都、京都府、大阪府、兵庫県については、11日までの期限を31日まで延長。
愛知県、福岡県を12日から追加。期限は31日まで。

「まん延防止等重点措置」発令中の宮城県、沖縄県、埼玉県、千葉県、神奈川県、愛知県、愛媛県については、11日までの期限を31日まで延長。(愛知県は緊急事態宣言へ、宮城県は11日で解除) 
北海道、岐阜県、三重県を9日から追加。期限は31日まで。

三重県についてです。
三重県独自の緊急警戒宣言から「まん延防止等重点措置」に移行しました。
8日現在 感染者は47人 累積感染者数は4,084人、死亡者数は89人。
県内累積感染者の上位市町は、1位四日市市792人、2位鈴鹿市671人、3位津市624人、以上3市で過半数を占めています。
今回、三重県の対象地域は、四日市市、鈴鹿市を初め12の市と町が適用され、津市以南の松阪市、伊勢市方面や紀州方面は対象となっていません。
津市などの対象外地域は、飲食店への午後8時迄の時短要請を維持し、カラオケの自粛を求められています。

緊急事態宣言後、菅首相は「人流の抑制」という目標を達成出来たと話しましたが、大型連休中人出が昨年より増えた地域もありました。
新規感染者は、強力な変異株拡大で重症化する期間が短くなり、増え続けています。
医療現場では、病床逼迫は危機的状況です。

現行の対策では31日後、延長される可能性もあり、科学的根拠に基づく政策を早急に考えていただく事を希望します。


























風薫る5月

 風薫る5月になりました。
月初めの1日、ゴールデンウイークが始まり、人の移動自粛中での定例阿漕浦海岸清掃日です。

嬉しいことがありました。
松林が林立する堤防下1㎞程の清掃作業が1日で出来ました。

今まで数日かけてわずかの距離を行ったり、来たりして清掃をしていましたが、やっと念願が叶いました。
それにしても、ゴミを持ち帰らず、捨てて行く人多く、プラスチックゴミ、空き缶、ペットボトル、雑誌、ペンキ入り2缶、壊れた傘、マット、長靴2足、コンパクトディスク、手袋数足、ズボン、シャツ、ナイロン釣り糸、バーベキュー網、発泡スチロール箱、野球バット、ゴルフボール、左官道具、蛍光管、蛍光灯、等ゴミ袋10袋程になり、冷蔵庫も捨てられていました。
松林並ぶ堤防下を不法投棄場所として後を絶たないのが残念でなりません。
ヨットハーバーの集合場所に行けば、いつものメンバーで津の海を愛する人や伊勢や鈴鹿から来てくれた人等、多くの参加者が集まり、元気づけられました。
集められた40袋を目の当たりにして、地球温暖化や海洋汚染の深刻な状態を考えると、胸が痛みました。
そして、地球を守るためには続けていかなければならないと決意を新たにしました。

数週間前、「新型コロナウイルスワクチン」接種券が届きました。
費用負担なく、1回目の接種後3週間の間隔で2回目の接種を受けてくださいと説明書に書いてありました。
ワクチンはファイザー社製です。

私は、インフルエンザワクチンを1度も注射したことがなく過ごしてきました。
今回の新型コロナワクチンの発症予防効果は、約95%と言われています。
主な副反応は、頭痛、関節や筋肉の痛み、疲労、寒気、発熱があり、アナフィラキシー症状(冷汗、喘鳴、血圧低下、意識障害、呼吸困難)が出る可能性があると言われています。
国の後手後手コロナ対策や新型コロナウイルスのワクチン開発が異例のスピードであり、安全性も有効性も十分に研究されていないので、接種は見合す予定です。
全国で重症者が第3波を上回る1050人超えの現在、コロナに打ち勝つ体力つくりと感染防止対策のマスク着用、密集・密接・密閉の回避、手洗いの励行を続けていきたいと考えています。














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