2021/05/29
津市自治会汚染
津市で市民の信頼を揺るがす事件が発生しました。百条委員会が設置され、24日は前葉泰幸市長が証人として発言しました。
市民生活に大きく影響するので、興味深く傍聴に参加しました。
8時半 傍聴席はわずか10席で、受付は早いもの順で7番目。
開会は10時からであり、1時間半程待ちました。
事件は、相生町自治会の補助金詐欺事件を巡り、田辺哲司元自治会長、松下哲也元人権担当理事などが逮捕されました。
最大の関心事は、前葉市長の関与でした。
前葉市長には、逮捕された元自治会長と津市との不適切な関係で、危機管理を担当する盆野明弘副市長から事前に報告を受けていたかを問われました。
共通尋問事項24項目と個別的・具体的尋問事項17項目の喚問です。
前葉市長の弁明は、問題の多くを市の調査チームが調べるまで「知りませんでした」と述べました。
又、「証人に意見の陳述を求める質問は百条委員会のルールに反する」として証言を差し控えました。
不可解な市長発言の「何も知らなかった」とはあり得ない事です。
もしも「何も知らなかった」としたら、行政の長として見て見ぬふりをしており、部下の仕事を把握していなかった事になります。
職員が相生町に入りびたりで常態化していたり、市会議員の大半が事件に絡んでいたりしています。
2013年から続く組織ぐるみの事件であり、田辺元自治会長と関わる感染者多く、それぞれの立場の人は責任逃れしないでいただきたいと考えます。
事件は複雑であり、だまされたのは市民です。
まだまだ続きますが、市民の立場としては徹底的に膿を出していただきたいと願っています。
31日に期限を迎える感染を抑え込むはずの「緊急事態宣言」と「まん延防止等重点措置」が延長されました。
4月5日から4波突入で始まり、対象地域は拡大し、「延長・延長」の繰返しです。
「緊急事態宣言」は、追加された沖縄県に合わせ、東京都、大阪府など9都道府県が足並み揃えて、6月20日まで。
「まん延防止等重店措置」では、三重県を含む8県中群馬県、石川県、熊本県の3県は延長しない。残る5県は6月20日まで。
長引く自粛で我慢が限界になってきました。
人出も増加傾向にあります。
1.5倍感染力が強いインド変異株が脅威で、政府によるコロナ感染を抑え込む手だてが見えません。
又、ワクチン効果がいつ表れるか未知数であり、見えない様々な圧力を気にしながら、不安な生活が続きます。