2020/04/23
希望が持てない状況
緊急事態宣言から2週間経ちました。この2週間は、外出自粛で人と人との接触機会を最低7割、極力8割減らす要請でした。
政府の外出自粛の掛け声に反し、各地の人出は多く、極力8割削減には至りませんでした。
22日 専門家会議が開催され、取り組みが不十分とし、更なる工夫や努力が必要との見解が示されました。
それによると、感染拡大を防ぐため、大型連休中は自宅で過ごすとともに、人の集まりがちなスーパーや商店街では混雑時に入場制限をする事を求めた新たな提言を発表しました。
又、職場での取り組みが不十分とし、テレワークなどを活用して出勤する人を大きく減らすよう訴えました。
政府は、内閣府直轄の西村経済再生担当相を担当大臣にして、接触低減目標を7、8割から8割以上に上げました。
更に、全国都道府県知事にコロナ対策を委ねる事にしました。
政府や専門家は、手立てを講じず、接触8割減の10ポイント要請でコロナウイルスの終息が可能としています。
政府が、8割の外出自粛要請をしても、2割を考える人の行動を許す限り、感染拡大が続き、緊急事態宣言解除は早い時期には解除されないでしょう。
日本は感染者数が少ないと言われています。
PCR検査は少ないと実際の陽性者の数を把握できず、非常に危険です。
最近、東京都千代田区・葛飾区、大阪市、倉吉市、宇都宮市、浜松市、水戸市、新潟市などで「ドライブスルー方式」でPCR検査が実施されつつあります。
接触が少なく、感染リスク少なく、スピードが速いなどの「ドライブスルー方式」は、見逃されている陽性者の発見につながり、近い将来全国で採用されれば喜ばしいことです。
しかし、検査後の感染者.を受け入れる病院が医療従事者の感染が多くなり、医療崩壊が起きています。
病院の現場では、「病床が足りない」「スタッフや器具など医療リソースの不足」「重症患者の治療に手が回らなくなり医療が麻痺している」などの問題を抱えています。
又、医師やスタッフは疲弊していて悲鳴を上げています。
政府には、医療現場の崩壊を認識し、隔離施設を考えなければ院内感染が増え続け、コロナウイルスは終息しないでしょう。
国から1世帯2枚配布されるアベノマスクについてです。
466億円の予算です。1枚あたり約90円(1億枚)…相場より高い
受注先は、興和(54.8億円)、伊藤忠商事(28.5億円)、松岡コ―ポレーション(7.6億円)3社合わせて90.9億円です。
差額376億円が行方不明です。
17日現在 「サイズが小さい」「変色している」「髪の毛が混入している」「シミがある」「虫が混入している」など気持ち悪くて使えないと80市区町村で1901件の苦情がありました。
このマスクはミャンマーで作られ、日本ミャンマー協会 最高顧問麻生太郎財務相が関与しています。
54.8億円は興和に支払われ、興和経由でミャンマーから受注していました。
国民は自宅に閉じ込められ」、連日連夜のテレビでのコロナ報道で気が滅入っています。
国民が苦しみでもがいているのに、安倍首相の星野源さんとの優雅に休息しているコラボ動画や麻生財務相の手を挙げた方に給付する発言は、国民の気持ちを考えていません。
怖いもの知らずのお二人の傍若無人の態度を止めるのは、山口県と福岡県の県民しかいないと感じています。