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希望が持てない状況

緊急事態宣言から2週間経ちました。

この2週間は、外出自粛で人と人との接触機会を最低7割、極力8割減らす要請でした。
政府の外出自粛の掛け声に反し、各地の人出は多く、極力8割削減には至りませんでした。

22日 専門家会議が開催され、取り組みが不十分とし、更なる工夫や努力が必要との見解が示されました。
それによると、感染拡大を防ぐため、大型連休中は自宅で過ごすとともに、人の集まりがちなスーパーや商店街では混雑時に入場制限をする事を求めた新たな提言を発表しました。
又、職場での取り組みが不十分とし、テレワークなどを活用して出勤する人を大きく減らすよう訴えました。

政府は、内閣府直轄の西村経済再生担当相を担当大臣にして、接触低減目標を7、8割から8割以上に上げました。
更に、全国都道府県知事にコロナ対策を委ねる事にしました。
政府や専門家は、手立てを講じず、接触8割減の10ポイント要請でコロナウイルスの終息が可能としています。
政府が、8割の外出自粛要請をしても、2割を考える人の行動を許す限り、感染拡大が続き、緊急事態宣言解除は早い時期には解除されないでしょう。

日本は感染者数が少ないと言われています。
PCR検査は少ないと実際の陽性者の数を把握できず、非常に危険です。
最近、東京都千代田区・葛飾区、大阪市、倉吉市、宇都宮市、浜松市、水戸市、新潟市などで「ドライブスルー方式」でPCR検査が実施されつつあります。 
接触が少なく、感染リスク少なく、スピードが速いなどの「ドライブスルー方式」は、見逃されている陽性者の発見につながり、近い将来全国で採用されれば喜ばしいことです。

しかし、検査後の感染者.を受け入れる病院が医療従事者の感染が多くなり、医療崩壊が起きています。
病院の現場では、「病床が足りない」「スタッフや器具など医療リソースの不足」「重症患者の治療に手が回らなくなり医療が麻痺している」などの問題を抱えています。
又、医師やスタッフは疲弊していて悲鳴を上げています。
政府には、医療現場の崩壊を認識し、隔離施設を考えなければ院内感染が増え続け、コロナウイルスは終息しないでしょう。

国から1世帯2枚配布されるアベノマスクについてです。
466億円の予算です。1枚あたり約90円(1億枚)…相場より高い
受注先は、興和(54.8億円)、伊藤忠商事(28.5億円)、松岡コ―ポレーション(7.6億円)3社合わせて90.9億円です。
差額376億円が行方不明です。
17日現在 「サイズが小さい」「変色している」「髪の毛が混入している」「シミがある」「虫が混入している」など気持ち悪くて使えないと80市区町村で1901件の苦情がありました。
このマスクはミャンマーで作られ、日本ミャンマー協会 最高顧問麻生太郎財務相が関与しています。
54.8億円は興和に支払われ、興和経由でミャンマーから受注していました。

国民は自宅に閉じ込められ」、連日連夜のテレビでのコロナ報道で気が滅入っています。
国民が苦しみでもがいているのに、安倍首相の星野源さんとの優雅に休息しているコラボ動画や麻生財務相の手を挙げた方に給付する発言は、国民の気持ちを考えていません。

怖いもの知らずのお二人の傍若無人の態度を止めるのは、山口県と福岡県の県民しかいないと感じています。




























最悪のステージ

 最悪のステージに入りました。

4/16 安倍首相は、7日に発令した東京、大阪など7都府県から全都道府県に緊急事態宣言の対象地域を拡大しました。
これにより、地域の知事は法的根拠のある外出自粛要請が可能になりました。
安倍首相は、コロナウイルス感染拡大に歯止めをかけるため大型連休中を含めた人の移動を全国一斉に抑える必要があると判断し、5月6日まで「最低7割、極力8割の接触削減を何としても実現しなければならない」と力説しました。

安倍首相は、国民に対して、外出自粛や行動を制約しました。
国民は、この自由行動の自粛により、私権制限を伴う「隔離」の生活となりました。
安倍首相の外出自粛要請により、人、物、金が動かなくなり、社会は異常な事態に発展しました。

このような異常事態に直面した時こそ安倍首相の真価が問われる時です。
しかし、クルーズ船ダイヤモンドプリンセスの場当たり的な密室・隔離から始まり、コロナウイルスの上陸を阻止する水際作戦の失敗など後手後手となりました。
又、全国一斉休校があり、何の対策も準備しない要請であることから混乱と不安を招きました。
更に、466億円要した2枚支給のマスクは、標準サイズより小さかったり、前代未聞の一律10万円給付への予算案組み替えをしたり、休業補償が後ろ向きであったりして、命を守る対策に一貫性がありません。
安倍首相の発言と政策は、暮らしの実態とのズレによる対応の遅れを感じます。

コロナウイルス発生来、日本は世界から感染者数が少ないと疑問視されてきました。
患者は発熱で37.5度以上4日続き、「帰国者・接触者相談センター」「帰国者・接触者外来」を通してPCR検査をする医療機関を通さなければなりません。
韓国の成功例のように、患者はドライブスルーと発熱外来で瞬時にPCR検査を行い、陽性反応がでれば隔離施設に収容します。病院や診療所は一般の病人で手一杯であり、感染者の受け入れは隔離が伴い激務となりますし、一般患者や医療従事者に感染する恐れが生じます。
隔離施設には、周辺の市町の医療従事者が持ち回り勤務をすれば、医療者不足などの解消や医療崩壊の危機から免れることでしょう。

本末転倒では、コロナウイルスは拡大し続けると考えています。

























最悪事態

4月7日 やっと安倍首相が緊急事態宣言を発令しました。
対象都府県は東京、神奈川、埼玉、千葉、大阪、兵庫、福岡の7都府県で、5月6日までの1か月間です。

この宣言は、都市封鎖(ロックダウン)を行わず、人と人との接触機会を最低7割、極力8割減らせば、2週間後には感染者の増加をピークアウトさせ、減少に転じるとしています。

対策として政府は、布マスク1世帯当たり2枚配布するとしました。
3人家族、4人家族……それでも2枚です。
全国5千万超の世帯であり、マスク費用1枚200円程度ですから、配達費用などを含めて466億円必要と試算しています。
新型コロナウイルスの大きさは、0.1㎛であり、毛髪の約1/1000と微小でマスクを貫通します(毛髪の直径は80~100㎛)
WHO(世界保健機関)や米国疾病管理予防センター(CPC)は、マスクの使用について感染した人が感染を拡大させない為の効果はありますが、感染から守る効果は期待できないと主張しています。
感染から守る効果は期待できないマスクに466億円は、必要ありません。

マスクが必要な人は、咳やクシャミの風邪気味の人や感染者そして医療従事者です。
特に、医療従事者には医療マスク(NO95)が足らない状態であり、院内感染を防ぐためにも至急配布すべきです。

政府は、ワクチンとして「アビガン」を推奨しています。
しかし、アビガンは妊婦の胎児に障害がでる「催奇形性」があり、男性に投与した場合精液に移行すると言われています。
実際に使用された実績がなく、副作用による後遺症が心配です。

感染症の対策の基本は、「PCR検査」と「隔離」です。
PCR検査がドライブスルーなどで瞬時にでき、陽性反応の感染者には発熱外来の施設で行い、病院でない市町村の体育館などの隔離施設での安静生活が望まれます。
政府の人と人との接触制限の呼びかけは、社会の日常的な活動を止めてしまい、生命の不安と経済低迷を感じながらの生活です。

危機感が希薄で、新型ウイルス拡大を止める政府の対応に違和感を感じています。








手遅れを防ぐには

毎日、新型コロナウイルス(COVID-19)の話題ばかりになってきました。

政府の新型コロナウイルスの初動でつまずき、手の施しようのない状態になってきました。
虚無感・閉塞感・停滞感・不安感が人々を覆い、見えないコロナウイルスに向き合う恐怖を日毎に感じる生活になりました。

このような時期だからこそ、もやもやを吹っ飛ばすために定例の阿漕浦海岸清掃を実施しました。
4日(土) 早朝6時半から作業を開始しました。
晴れて、阿漕浦海岸は何事もなかったかのような静けさでした。
行き交う人も少なく、堤防の下の清掃活動をしました。
テレビ、ノートパソコン、長靴、空き缶、ペットボトル、空き瓶、プラスチックゴミ、オムツ、など30袋程になりました。
嬉しいことに、JFE環境サービスさんが軽トラで駆け付けてくれました。
困った時にさりげなく手を差し伸べてくれる有難さに感謝です。

新型コロナウイルスです。
世界では、191カ国 感染者127万3794人(2日では187カ国90万5589人)、死者6万9419人(2日では4万5719人)
米国感染者33万7274人(死者9633人)、スペイン感染者13万1646人(死者1万2641人)、イタリア12万8948人(死者1万5887人)、ドイツ感染者10万123人(死者1584人)、中国感染者8万2602人(死者3333人)、フランス感染者9万3780人(死者8093人)。

日本では、44都道府県(岩手県、鳥取県、島根県を除く) 感染者3872人、死者94人、回復者1133人(2日では44都道府県 感染者3207人、死者80人、回復者1091人)
とりわけ、感染者200人を超えたのは東京1033人、大阪408人、神奈川県265人、千葉県260人、愛知県228人、兵庫県203人となっています。 

お笑いトリオ「森三中」の黒沢かずこ氏が新型コロナウイルスに感染しました。
3月21日 発熱症状 同日夜平熱に戻る
3月25日 自宅療養後仕事復帰
3月26日 味がしないという症状で自宅待機、仕事休む
↓  保健所に電話しても検査してもらえず。いくつかの病院に行っても検査してくれなくて粘って粘って頼み込む
4月1日 検査
4月3日 感染判明

発熱で37.5度以上4日続かなければ、PCR検査と隔離が出来ない現在のシステムを変えなければ死者が増えるのではと心配です。
 

プロフィール

代表取締役 柏木正史

Author:代表取締役 柏木正史

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