2020/01/25
新型肺炎コロナウイルス
気候非常事態です。地球温暖化が、深刻になってきました。
オーストラリアの大規模森林火災です。
まだ燃え続けていますが、焼失面積は、北海道を超える約1,400万ヘクタールで28人が死亡したようです。
生態系の影響は深刻で、コアラは約25,000匹が亡くなりました。
他に、カンガルーやカモノハシなどの野生動物のほか羊などの家畜などを含めると、12億5千万匹が犠牲になりました。
最近、恵みの雨が降り、森林火災は下火になりました。
喜びも束の間、無情にもその雨は止むこともなく降り続け、大規模な洪水が襲い掛かりました。
日本への影響です。
オーストリアの雨期の降雨量が減少する可能性があり、日本への寒気の吹き出しを弱めかねず、暖冬を招く恐れありと専門家は話しています。
又、この森林火災により、約4億トンの2酸化炭素が排出されたと推定しています。
中国湖北省武漢市 (人口1,100万の巨大都市)で新型コロナウイルスが流行し、感染者数が急増しています。
中国保健当局は、新型コロナウイルス肺炎の患者は688人増え全国30の省や市などで1,975人に上ったと発表しています。
感染ルートはコウモリ・タケネズミ・アナグマからであり、それらを通して人から人へ感染するようになりました。
患者は、中国本土以外の日本を始め世界13の国・地域に及び、患者数は2019人となりました。
専門家は感染規模について、SARSウイルスの10倍以上になる可能性を指摘しており、警戒すべきとしています。
悪い事に中国は旧正月の春節(今年は1/25)です。
この時期は、1/24~1/30が大型連休であり、民族大移動があります。
新型コロナウイルスは、感染から発症まで最長で12日間の潜伏期間があり、感染者が増えない事を祈らずにはいられません。
これらの事例は温暖化に大きく影響しています。
干ばつが続き、空気が乾燥し、雨が降らない状態が続いたかと思うと、雨が降り続き、大規模な洪水になったりします。
又、強力な新型ウイルスが生まれたりして、人々を苦しめます。
気候非常事態は深刻です。
温暖化対策は、全世界的が協力して、一丸となって取り組むべき緊急のテーマであり、待ったなしです。