2019/06/29
G20サミット
28日 G20サミットが開幕し、29日閉幕しました。2日間の日程でした。
先進国・新興国の20カ国と招待国・国際機関17カ国が大阪に集結しました。
G20のメンバーは、G7メンバー(日、米、独、仏、英、伊、加)と13カ国のメンバー(中国、ロシア、インド、インドネシア、アルゼンチン、オーストラリア、ブラジル、韓国、メキシコ、サウジアラビア、南アフリカ、トルコ、欧州連合・欧州中央銀行)が加わりました。
更にオランダ、シンガポール、スペイン、ベトナムの国々の他に国連(UN)、ASEAN議長国(タイ)、AU議長国(エジプト)などの国際機関を含め17の国や団体が参加しました。
これらの国々の関係者を含めると約3万人になります。
大阪の街は、機動隊が全国から集結し、大規模な警備体制が敷かれ、随所で通行止め等の交通規制が行われました。
学校が休校したり、会社休業や在宅勤務等があったりして、市民生活が麻痺しました。
G20サミットは、米国のトランプ大統領と中国の習近平国家主席との貿易摩擦による話題が中心となり、各国の思惑が複雑に絡む会議でした。
そのような状況下、プラスチックごみ流出ゼロ目標が合意されました。
プラスチックごみによる新たな海洋汚染を2050年までに目標ゼロを目指していこうというものです。
具体的な計画はこれからでしょうが、2050年は31年先であることや、昨年10月にプラスチックごみ削減を目指した「海洋プラスチック憲章」の署名を米国と日本はしていないのが気になるところです。
地球規模の環境問題です。
地球は、温暖化、オゾン層破壊、海洋汚染など深刻化しています。
全世界が真剣に取り組まなければならないテーマです。
合意されたことは喜ばしいことですが…。課題山積です。