2017/08/27
自然の猛威
26日土曜日 猛暑から解放され、急に朝晩涼しくなりました。夏と秋が同時に訪れて、昨日までと違う陽気です。
今年の気象は、梅雨明けが早い地域があると思えば、なかなか梅雨明けをしない地域があったり、猛烈な暑さが続いた地域があると思えば気温が上がらない地域があったり、大雨で災害が発生した地域があると思えば、雨が全く降らない地域があったりしました。
又、快晴と思っていても、瞬く間に暗くなり、雷が鳴り、強風と共にゲリラ豪雨や雹が落ちてくる事も見受けられました。
関東甲信越では、先月中旬から雨多く、日照時間が少ないことから野菜の成長が危ぶまれています。
これは、太平洋高気圧の勢力が極めて強いのと北からの比較的涼しい高気圧の影響によるものと言われています。
今年は海水温が高いので、熱帯の海洋上で発生する熱帯性低気圧は大型台風となり、多く発生すると言われています。
自然の猛威は、恐ろしいほどのエネルギを持っています。
人間は何も出来ないのです。
来るとわかっていても、ただじっとしているだけです。
この異常気象は、地球温暖化によるものと言われています。
地球温暖化は着実に進んでおり、2100年までに南極とグリーンランドの氷や世界各地の氷河が融解すると海面が1m余り上昇する可能性があります。
自然の猛威に立ち向かうには、じっとしているだけではなく、全世界が協力して温室効果ガスの排出削減に取り組むことです。
この取り組みが自然の猛威を鎮める事と考えています。