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大横綱「白鵬」

 大相撲名古屋場所13日目 横綱白鵬は、前人未到の1048勝を達成しました。
対戦相手は新大関高安で、決まり手は押し倒しでした。

白鵬は、2001年春場所初土俵でデビューし、97場所 16年2か月での大記録達成となりました。
1047勝は、元大関魁皇の記録であり、6年ぶりの記録塗り替えとなりました。

白鵬の1位記録を列挙しますと横綱勝ち星760勝、幕内勝ち星954勝、優勝回数38回、15戦全勝の優勝回数13回、年間最多勝9回、年間勝利86勝、横綱出場859回など輝かしい記録です。

白鵬の勢いは衰えを感じないので数字を積み重ねていくと思いますが、1つだけ挑戦する記録があります。
白鵬も挑戦し更新を目指しましたが63で止まった、双葉山の連勝記録69です。

横綱には品位(品格)と強さが求められています。
2010年 大相撲にとって横綱朝青龍の度重なる素行からの引退や暴力団が関する賭博行為に現役力士・親方など多数手を染め観客動員の伸び悩みなどもあり、存亡の危機に陥りました。
1人敢然と立ち向かったのが横綱白鵬でした。

白鵬は次にように話しています。
「勝つだけの相撲を取ると相撲が荒れる。頂点を極めたものは“欲”が敵になります。礼節をわきまえ思いやりを持ち美しくなければ相撲ではない」と……。
これは、日本文化の真髄を極める事にも通じ、日本人以上に日本人の心を持つと言われる所以と感じています。












民主化

13日 中国人ノーベル平和賞受賞者リュウ・ギョウハ氏が亡くなりました。

リュウ・ギョウハ氏は、民主活動家でした。
「08憲章」として起草者に名を連ねて共産党の1党独裁廃止を求めたのです。
1党独裁に反対の民主化運動は、国家政権転覆扇動罪として懲役11年の実刑判決が下され、服役を強いられました。
リュウ・ギョウハ氏夫人の詩人で写真家のリュウ・カ氏も拘束され、自宅監禁となりました。
中国政府は、法を犯した者として扱い、肝臓がんのリュウ・ギョウハ氏に国外治療を認めませんでした。
危篤状態のリュウ氏を見舞うため瀋陽入りした活動家の6人は、連絡が取れず、連行された可能性があると言われています。

7,8年前に遡りますが、上海に旅行した時の話です。
当時、日本は鳥インフルエンザが中国からと話題になっていました。
飛行機は、上海浦東国際空港に着陸しました。
機内アナウンスがあり、保健所の職員が消毒するというのです。
出入り口の扉が開き、数人の白い服を着た職員が通路を消毒し始めました。
その珍しい光景をカメラで撮影するとフラシュの光に気付いた職員が何かつぶやきながら、私の元に近づいてきました。
「撮影を取り消せ」というのです。
頭が真っ白になり、慌ててカメラをいじりました。
「消さなければ逮捕されるかもしれない」と思いながら、必死で取消操作をし続けました。
なんとか取り消しが出来、職員に見せて許してもらいました
その時、「中国はなんて不自由な国なんだろう」と思いました。

言論統制が続く中国は、情報が遮断され、自由な行動が規制されています。
リュウ氏の民主化運動を正当でないとする中国は、共産党の1党支配が続く限り、民主化が程遠いと感じています。


極限

 「極限」という言葉があります。
平均レベル以上の限度を超えた話題です。

1つは、東京都議選です。
2日 定数127議席に対して投開票が行われました。
小池百合子知事が代表を務める地域政党「都民ファーストの会」が都議会第1党となりました。
立候補者50人中49人が当選しました。
これに比べ自民党は、立候補者60人に対して過去最低の38議席を下回る23議席となり、歴史的惨敗となりました。
選挙前の予想では、自民党議席は30議席程になるとしていましたが、厳しい選挙結果となりました。

2つ目は、九州北部のゲリラ豪雨です。
5日 活発な梅雨前線の影響で猛烈な滝のような雨が降り、福岡県と大分県に重大な災害が差し迫った異常事態として大雨特別警報が発表されました。
記録的な豪雨は、積乱雲が連なる「線状降水帯」が発生した事によります。
自然の猛威は、住宅浸水や火山灰等でできた崩れやすい斜面が上流で崩壊して土砂を運び樹木をなぎ倒し流木となりました。
そして濁流は住宅を飲み込み、住宅流失となり、更に河川の氾濫など生活地を一変させました。
豪雨発生から5日経ち、集落の孤立状態はほぼ解消されたようですが、多くの犠牲者が出ました。

2つの事例から共通の事を感じました。
「おごり」です。
東京都議選は、安倍1強の自民党の「おごり」による都民怒りの敗北であり、九州豪雨は、地球温暖化などで海水面の温度が上昇傾向にあるにもかかわらず温暖化削減が進まないことにより、自然の神様が怒り、人間の「おごり」を懲らしめたと感じています。











若き天才棋士

将棋の最年少棋士 藤井聡太4段についての話題です。

政治家の軽はずみな行動と言動や非常識な態度で「日本の国は大丈夫だろうか?」と考えてしまう昨今です。
次世代を担う14才の中学3年生藤井聡太4段は、暗い日本を明るい話題で元気にしてくれました。

凄いのは、14才中学3年生の最年少棋士は、昨年12月のデビューから無敗の公式戦29連勝です。
負け知らずの29連勝は、30年ぶりの新記録です。

記録は、これからは未知の世界に入ります。
更なる飛躍を祈念し、勝ち星を積み重ねてほしいと願っています。

引退した「将棋界のレジェンド」加藤一二三9段の藤井聡太4段についての対局した印象です。
 「戦い上手で、うまい作戦で来たな」
彼が秀才型の天才という事を悟りました。作戦が非常にうまく、スピーディーな戦い方で早く有利に立つという戦い方を身につけていまして、今の所彼には欠点が1つもないという事です。

私達は、天才に感心していないで、生涯学び、若い者には負けない気概を持ち続けたいものです







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代表取締役 柏木正史

Author:代表取締役 柏木正史

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