2017/03/25
証人喚問
日本中が注目しました。学校法人「森友学園」の理事長を退任表明した籠池泰典氏の証人喚問です。
この証人喚問は、23日の衆参両院の予算委員会で行われました。
考えられる問題を整理しました。
小学校設立は、子供教育に熱心に取り組む籠池氏にとって大きな夢でした。
夢実現は、必死でした。
籠池氏は、小学校設立に向け、国有地の払い下げや小学校認可のハードルを越えなければなりません。
そして、籠池氏はハードルを越えるために経歴詐称やでたらめな書類の作成を考えました。
あの手この手を使い、役人との交渉を有利にするため、政治家による働きかけをしました。
口利きによる働きかけは、安倍昭恵・首相夫人や鴻池参院議員そして松井大阪府知事など複数の政治家に及びました。
常軌に逸した行動は、非難すべきですが、その暴走を役人が応援し、小学校は完成寸前となりました。
財務省や大阪府は、森友学園の厳しい財務状況や寄付金などに依存した小学校開設が無理な計画であったことを見抜いていたのに小学校は建設に着手し、完成まじかです。
証人喚問は、籠池氏を悪人としており、見せしめだったのです。
不可解な財務省の書類廃棄や政治家の口利きそして公人・私人などの問題は、うやむやです。
神風の正体は?
小学校建設は、無理な計画であっただけに、申請時に却下すれば、何も問題は生じなかったと感じています。