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プレミアムフライデー

 2月24日金曜日 プレミアムフライデーが始まりました。

プレミアムフライデーは、昨年12月 経団連などと連携し、検討してきた世耕経済産業相の鶴の一声で決まりました。
午後3時に仕事を切り上げて、自由になった時間を買い物や娯楽に振り向けてもらう働き方改革と消費活性化を目指す取り組みです。
政府のねらいは、デフレ脱却が遅々として進まない現状を考え、日本のGDP底上げを考えた政策です。

プレミアムフライデーの実施にはいくつか問題があります。
1つ目は、政府と経団連などの大企業との連携であり、中小零細企業不在の大企業向けの取り組みです。
2つ目は、知らない人が多く、プレミアムフライデーの実施PR不足です。
3つ目は、月末金曜日の定時前退社であり、中途半端な状態で仕事を終えるので、残業時間拡大に繋がる。
4つ目は、時間給の派遣社員は、給料が減る。
5つ目は、お金を使わず、早く帰って自宅での家庭サービスをする人が多く、消費拡大効果は期待できない。
6つ目は、仕事帰りに夫婦や家族、友人同士で食事や買い物を楽しみ、映画や音楽、美術に興じるなどの機会が増える。
      しかし、東京、大阪、名古屋などの都市部と車移動の地方とは環境が違う。
7つ目は、イベントの実施趣旨には賛成しますが、早めの退社を見合す企業が多い。
8つ目は、早帰りの穴埋めにサービス残業が増えるなど過酷な労働条件となる恐れがある。
9つ目は、3時過ぎから酒を飲む人が増え、風紀が乱れる恐れがある。

プレミアムフライデーは、採用する企業と採用しない企業があり、それだけで会社の優劣を決めてしまう判断材料にならなければと感じています。





北朝鮮

北朝鮮金正恩・朝鮮労働党委員長の独裁恐怖政治の暴走が止まらない。

トランプアメリカ大統領の話題もちきりで鳴りを潜めていた北朝鮮は、12日約4か月振りに弾道ミサイルを発射しました。
発射の兆候がつかみにくい固定燃料エンジンや移動式発射台、弾頭部の飛行制御など技術は、発射するたびに進化しています。

翌13日にはマレーシア国際空港で金正恩氏の異母兄、金正男氏が殺害されました。

金正恩氏による軍や幹部の粛清は、今に始まったわけではなく、4年前叔父で中国とのパイプ役だった国防委員会の張成沢副委員長を国家転覆を画策した罪で処刑しました。
金正恩独裁者の権力維持は、家族であろうが脅威と感じたら、粛清です。
民主主義とは、国民が権力者であり、国家を支配する統治体制です。
北朝鮮は金正恩が権力者であり、国民を支配している軍国主義です。

北朝鮮との対話の道は閉ざされた今、制裁措置による圧力強化は、安倍首相が優先して取り組むと発言した「拉致問題解決」は、遠のくばかりと感じています。





巧言令色外交

 安倍首相は、トランプ大統領と初の首脳会談を行いました。

訪問目的は、日米同盟と経済関係の強化をしていく「確認」と言われています。
これは、日米の仲が良い事を世界に知ってもらう事であり、トランプ大統領へのご機嫌伺いによる「巧言令色外交」です。
その為、トランプ氏の別荘での会食とゴルフ遊びで多くの時間を費やしています。
山積する諸問題などの中身の会談は期待出来ないでしょう。

トランプ大統領の期待度として世界24か国の合計18,070人の対象に行った世論調査を発表しました。
「良い大統領になる」が全体の34%、「良い大統領にならない」が66%を占めていて、評価は良くありません。

「怖いもの知らず」「傍若無人」「アメリカファースト」のトランプ大統領です。
トランプ大統領は、常識やマナーが欠落し、自分がマナー違反を犯している意識は薄く、感情のままで生きている人です。
プライドが高く、一度馬鹿にされたと思い込んだ相手と話し合おうとはしません。

アメリカ大統領は、アメリカ一国だけでなく、世界的な視野に立ち、公平な判断が求められています。
トランプ大統領には、好き嫌いではなく、人を思いやる気持ちと国際協調の重要性を解ってほしいと願っています。





7(セブン)

 4日土曜日 映画「マグニフィセント・セブン」を観賞しました。
この映画の原題は、黒澤明監督の「7人の侍」です。

子供の頃見た白黒映画の「7人の侍」は、私には衝撃的でした。
スクリーンに吸い込まれる程リアルで臨場感があり、手に汗を握る程夢中になりました。

その後、「7人の侍」はアメリカに渡り、「荒野の7人」「続荒野の7人」のタイトルで上映され、この度50年ぶりに再度リメイク作品として復活しました。

「ローズクリーフ」の村を暴虐の限りを尽くす「悪者ボーグ」を退治するため、流れ者を雇い、賞金稼ぎで流れ者のリーダー「サム」は仲間を集め、村民をまとめ、ボーグ一味を撃退して村に平和をもたらし、去っていくというストーリーです。
骨格部分や流れは、先行作品と同様、忠実に描かれています。
最後にエルマー・バーンスタイン作曲の「荒野の7人」メインテーマが流れ、感動しました。

この映画は、国際色豊かな多種多様なキャストです。
生粋のアメリカ人白人はわずか2名で他は黒人、インディアン、山の民族、アジア系、ヒスパニック系です。

トランプ大統領のヘイトスピーチ(差別敵言動)や大揺れの移民政策そして不法移民廃絶によるメキシコ国境への壁建設などの政策は、時代に逆行し、社会を不安にすることであり、平和とは程遠いと感じています。













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代表取締役 柏木正史

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