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伊勢志摩サミット

 第42回 主要7か国首脳会議(伊勢志摩サミット)は、26日と27日の2日間開催され、閉幕しました。

驚いた事がいくつかあります。
 メディアセンターの建設費が、約29億円かかりました。
 出来上がったメディアセンターは、期間中の使用であり、取り壊されます。
  取り壊し費用は、約3億円です。
  合計約33億円が灰になります。

更に、警察庁によれば45都道府県から約2万3千人の警察官が動員されました。
 オバマ米大統領が訪問する広島では、最大時には約4600人が警備にあたりました、
 伊勢市の二見小・中学校や三重県立高校と特別支援学校の計27校が臨時休校となりました。
 観光地は、店を閉めるところが多く、地元の人や観光客が参加できない、警察官だけが目立つ異様な町となりました。

サミット会議は、ウクライナ問題で火種を抱えたロシア抜きとなり、実効性に問題を投げかけました。
 リスク回避の政策協調の重要性を訴える中で最大の焦点は、金融政策、機動的な財政戦略、構造改革の確認でした。

安倍首相は、消費税の先送りをする口実として、新興国の投資や国内総生産が低迷している具体的なデーターを基に、2008年のリーマン・ショック前の状況に似ているとしました。
消費税の先送りは、税収入が伸び悩む中、財政赤字の拡大に繋がり、国の借金は膨らみます。
今すべきことは、議員定数削減などの構造改革であり、経費削減などの緊縮財政です。
華美でない、質素・倹約によるやり繰りを考えていただく事です。
日本政府のもてなしは、お金をかけ過ぎです。

サミット終了後、オバマ米大統領は現職大統領として初めて、広島を訪問しました。
広島平和記念資料館や原爆ドームを視察し、平和記念公園の原爆死没者慰霊碑に献花しました。
平和への思いが込められた真摯なスピーチであり、優しく、愛情豊かな人間性を感じました。





































ふたりの知事

好対照の「 ふたりの知事」に注目しました。
一人は、東京都の舛添知事、もう一人は沖縄県の翁長知事です。

東京都の舛添知事は、週刊文春で「政党交付金400万円 ネコババ疑惑」が発覚しました。
 舛添知事は、13日の記者会見で「会議費」として支出計上した宿泊費には家族も含まれていることを認めました。
他の個別支出については、20日の定例記者会見での説明を期待していましたが、具体的な説明を避けました。
 一連の疑惑については、他人事のように第三者の複数弁護士に調査を任せるとの考えを示しました。

沖縄県の翁長知事です。
沖縄県警は、米軍属のシンザト・ケネフ・フランクリン容疑者を島袋里奈さんの死体遺棄で逮捕しました。
 翁長知事は「このような事件は、基地と隣り合わせの生活を余儀なくされている県民に大きな衝撃を与え、新たな不安を招く。 断じて許せない」とコメントを発表しました。
沖縄本土復帰した1972年以降昨年末まで米軍人や基地で働く軍属などによる刑法犯罪は、驚くことに5,896件あります。

首長の使命は、身を律して人命を守り、安心・安全な生活を送れることを目指す人が相応しいと思います。

舛添知事は、自己保身で、公私混同甚だしく、自分の行動の説明責任を放棄した「ずるい人」です。

翁長知事は、米軍普天間飛行場の名護市辺野古への移設計画に反対をしています。
 国の普天間移設の実現を憂い、県民に寄り添う気骨ある人です。
米軍属逮捕により、「沖縄から基地の撤廃」と「地位協定の見直し」など推進できる知事と感じています。







 


言い訳

熊本地震から1カ月経ちました。

余震は続いており、治まりません。
住み慣れた家を失った多くの被災者の方々は、睡眠も満足にできず、生活再建が思うように進んでいないようです。
お気の毒で、再建に向け、元気をだしていただきたいと願っています。 
社会として困っている人に目を向け、元気づけをしなければいけないのに、元気がなくなる事件が発生しました。

1つは、東京都の舛添知事の政治資金の私的流用です。
家族旅行で高額なホテルを利用し、会議費名目で計37万円を支払いました。
又、飲食費として天ぷら店、イタリア料理店、回転すし店で8万円支払いました。
更に、政治資金で絵画・美術品などで896万円、事務所家賃は自宅使用で1516万円を計上しています。
公金支出には甘いと思う行動には、高額な海外出張経費や公用車を使った別荘通いもあります。

2つ目は、三菱自動車の燃費偽装問題です。
本社の社員が、燃費データの測定を行う子会社に対し、偽装を指示していました。
同社は、2000年以降のリコール(回収・無償修理)隠しで経営危機に陥った経緯があります。
問題は、違法性の認識が欠如しており、偽装が企業風土であった事です。

2つの事件から「うそと隠し事」を平然と処理している事です。
言い訳としての強気発言が問題の根深さとトップの資質そして人間性に「問題アリ」と疑わざるを得ません。
安心な生活と人命を守るという気概と責任が感じられない事件です。



母の日

 5月の第2日曜日は母の日です。

今年は、8日が母の日となりました。
ゴールデンウィーク最終日です。
どちらのご家庭でも、休暇中に一番働いたのは「お母さん」ではないでしょうか?
日頃の母の苦労を労り、母への感謝を表し、「ありがとう」のメッセージを添えて、カーネーションを贈りたいものです。

母の日は、3日の憲法記念日、4日のみどりの日、5日のこどもの日とは意味合いが違います。
母の日は、「感謝」そして「ありがとう」の気持ちを伝える日です。
人間関係において、「感謝される人」「感謝する人」も「ありがとう」で終わります。
母の日は、人間関係で大切な「感謝」と「ありがとう」を素直に話す機会です。

私達夫婦には赤いカーネーションを贈る母が亡くなっており、存在しません。
記憶の中に思い出として、母は存在しています。

「ありがとう」お母さん!」
母への愛は生きていると感じています。






プロフィール

代表取締役 柏木正史

Author:代表取締役 柏木正史

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