2015/09/27
翁長知事の国連演説
21日 沖縄県翁長知事がスイスで開かれた国連人権委員会に出席しました。国連に米軍普天間飛行場の移転問題解決に向け、介入を要請するためです。
政府が移設予定地を名護市辺野古とし、海岸埋め立てを行なっているからです。
知事は演説で「沖縄の人々は、自己決定権や人権をないがしろにされている」等と現状を訴えました。
国連は1945年設立され、現在の加盟国は193カ国です。
目的は3つあり、1つ目は、国際平和・安全の維持 2つ目は、諸国間の友好関係の発展
3つ目は、経済的・社会的・文化的・人道的な国際問題の解決及び人権基本的自由の助長のための国際協力です。
そして、国連憲章では原則として武力を使う事を禁じています。
国連には平和維持軍があり、平和を脅かす事態が発生すれば、出動します。
安保保障関連法案で議論された集団的自衛権についてですが、日本は憲法9条「戦争をしない」があります。
平和を脅かされた事態発生した時は、国連が解決してくれると信じています。
翁長知事の勇気ある国連演説は正しい判断といえます。
沖縄住民の声を代表して国連で訴え、話し合いによる平和解決を望んでいるからです。