2015/08/29
夏の終わりに想う事
四季折々の挨拶に残暑見舞いがあります。残暑は、猛暑から初秋にかけての変わり目です。
時期で言えば、8月下旬の今頃であろう。
しかし、今年は、残暑の実感がない。
厳しい暑さから、急激に涼しくなりました。
自然の神様は、猛暑から初秋へ、残暑を忘れて凌ぎやすくしてくれました。
今年は、猛暑日が続きましたが、電力不足による節電が叫ばれませんでした。
家庭や企業の節電の取り組みは、定着したのでしょう。
原発ゼロでも電力供給は安定しています。
11日 電力供給が安定しているにも拘わらず、約2年振りに九州電力の川内原発1号機が再稼働しました。
福島第1原発事故を受けて、地震や津波の想定を厳しくした新規制基準が出来、新基準での初の再稼働です。
ところが、21日トラブルが発生しました。
発電に使った蒸気を冷やして水に戻す装置に海水が混入したのです。
混入した塩分は脱塩装置で除去しているので、原子炉の運転や発電・送電は続けており、放射能漏れはないと九電側は説明しています。
「事故は絶対に起きない保証はない」「原発ゼロでも、電力供給が安定している」事実を考えれば、再稼働はしなくてもいいのではないかと感じています。