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原子力発電再稼働

 東日本大震災に伴う東京電力福島第一原発事故の影響により、電力業界の石炭火力への取り組みが相次ぎました。
  原子力発電から採算が取りやすい石炭火力発電への取り組みです。

問題が発生しました。
石炭火力に「待った」がかかりました。
温室効果ガスを削減する国際条約が立ちはだかりました。
日本は、温室効果ガスの排出量を2030年度に「2013年度比で26%削減する」とした条約です。
電力業界は、絶対量必要な電気を賄うには、化石燃料による火力発電の新設・増設を計画していましたが、出来なくなりました。

太陽光や風力等の再生可能エネルギーが注目されますが、気象条件等によって出力が変動する不安定な電源であり、課題解決には時間がかかります。
危惧する事は、原子力発電の再稼働に拍車がかかる事です。
政府は、2030年度の電源構成で原発の割合は2割で維持する案を示しています。

政府には、住みやすい社会を目指し、電力は安全性・電気代・安定供給・環境対策などを考えた政策実現を期待したいものです。











安心して帰る?

 政府は、原発事故の避難住民に避難解除を決めました。

今月の12日の事です。
住民の帰還目標は、2年後の2017年3月までとなっています。
「えー……」。  除染や瓦礫処理やインフラ整備が遅れ、見通しが立っていないのに「帰還目標とは」何故だろう?

思えば、東北大震災は4年前の2011年3月11日に発生しました。
大地震は津波となり、東京電力福島第一原子力発電所を襲い、放射能が漏れだしました。
場所によっては、放射線量が依然と高く、除染で取り除いた土を入れた袋が至る所に山積みされたままのようです。

そして、12日に居住制限区域と避難指示解除準備区域の解除お知らせです。
「放射線量よる除染対策は万全か?」や「東京電力の廃炉に向けての作業は大丈夫なのか?」等不安材料を払しょくするために、数値目標を掲げての具体策を示して頂かなければ、住民は安心して住めないし、故郷に帰る気持ちになれないと感じています。
政治家の皆様、 絆社会は、弱い住民の立場になって考え、政策推進をしていただきたいと願っています。






古希に想う

6月11日は、70回目の誕生日。

たくさんの方からお祝いメッセージをいただきました。
心からお礼申し上げます。

70歳は古希と呼ばれています。
唐の詩人杜甫の曲江詩に「人生70 古来稀なり」とあり、古希は長寿の祝いとされています。
子供の時出会った70歳の人は、よぼよぼと歩く老人の印象が残っています。
自分が70歳に到達して、体力、気力の衰えは感じず、病気らしい病気もないので年齢の意識はなく、20年以上前と変わらない。

節目の70歳と言っても、人生の通過点であり、特別な感慨はない。
10年前の還暦を迎えた時「年が戻る」と考え、ゼロに戻り、希望に燃え、オークトリーの開業に力を注いだ事が懐かしい。
「社会に恩返しをしたい」「真心を込めて」の精神は、行動指針であり、変わらない。

「変わらない物」は宝物にし、「変える物は」生涯学ぶことです。
「変わらない物」の宝物を沢山つくるために、年齢に相応し行動を求め、実行していこうと考えています。

三重県サミット

来年のサミットは、三重県志摩市に決定しました。

三重県の住民としては、伊勢志摩に大きな経済効果が見込めることから喜ばしい事です。
そこで、伊勢志摩についてお話します。
伊勢には、日本の伝統文化が息吹いている神聖な雰囲気の伊勢神宮があります。
志摩には、リアス式海岸の織り成す絶景の観光地があり、海女漁や真珠養殖が有名です。
志摩半島一帯は、風光明媚であり、国立公園に指定されています。

余り手放しで喜べない気持ちです。
サミットは、フランス、アメリカ、イギリス、ドイツ、日本、イタリア、カナダ、ロシアの主要国首脳会議です。
平和を願い、経済・政治的課題について討議する事が目的です。
現在、戦争や領土問題や地球温暖化などの課題山積です。
核廃絶や武器製品禁止等、平和の大切さを訴えている被爆地の広島市や東日本大震災からの復興をアピールしている仙台市等が名乗りを上げていました。
サミットは形骸化した単なるセレモニーではなく、各国首脳が問題解決の糸口になるような場所が開催地に相応しいと感じています。

プロフィール

代表取締役 柏木正史

Author:代表取締役 柏木正史

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