2015/05/30
守る事
「守る」事を真剣に考える時期に来た。1つ目の守りは「自然」についてであり、もうひとつの守りは「国」についてです。
「自然」とは、火山活動と地震です。
最近、箱根山で火山爆発と地震がありましたが、29日鹿児島県屋久島町口永良部島の新岳で爆発的な噴火がありました。
噴火警戒レベルが最高の5に引き上げられ、全員137人は無事避難しました。
30日には小笠原沖でM8.5の巨大地震がありました。
東京、小笠原諸島、神奈川で震度5強の揺れを感じました。
自然の猛威には、何もできないのです。
逃げるしかない事や静まるのを祈るだけではなく、人間が考えるべき事は他にもあるように思います。
2つ目の守りの「国」は、集団的自衛権です。
自分の国を守るときは「個別的自衛権」であり、仲間の国を守るときは「集団的自衛権」です。
集団的自衛権は、自衛隊が海外で武力行使ができるようになり、憲法9条の解釈を変える話であり、国のあり方が根底から変わる話です。
国会では、国民に不安を与えないように十分な時間をかけての議論が望まれます。
国際社会の憲法ともいわれる国連憲章は、「原則として武力(軍隊の力)」を使うことを禁じています。
武器の製造、販売、輸出などの禁止会議を全世界的に呼びかけ、開催してほしいと願っています。