2014/06/28
野次
18日 東京都議会で塩村文夏議員の質問でのヤジが社会問題になりました。塩村議員の質問内容は「妊娠・出産に関わる不妊など女性の悩みについての取組みを都が進めるべきだ」というものです。
ヤジの内容は、「自分が早く結婚すればいいんじゃないか」 「まずは自分が産めよ」
「子供が産めないのか」 「子供もいないのに」と言ったものです。
このヤジは女性蔑視であり、女性の尊厳を損なうものとして取り上げられました。
都議会質問の翌日(19日) 自民党鈴木章治議員へ聴き取り調査をしました。
本人は自分では無いと否定し、ヤジを飛ばした人は議員辞職に値すると公言しました。
5日後の23日鈴木議員から釈明会見があり、「自分が早く結婚すればいいんじゃないか」とヤジを飛ばしたことを認めました。そして議員辞職をしないと言いました。
問題なのは、ヤジが当たり前になっていることです。
議会は議員の神聖な仕事場であり、ヤジで批判するのではなく、緊張感を持って、真剣に議論するところです。
ヤジは暴言に繋がることから、廃止にすべきです。
もう一つは、なぜ5日後であり、早く名乗りでなかったのでしょう。
自民党は、鈴木議員にすべて罪をなすりつけて決着を図ったように感じています。
政治家の皆様、ヤジ問題を重く受け止め、男女の雇用格差をなくすワークバランスの社会実現と子育て支援や女性支援など少子化対策として取り組んで頂きたいと思います。