2014/01/25
選挙
津市の市会議員選挙が始まりました。折しも「首都の顔」を決める東京都知事選挙も始まりました。
街は、街宣カーからウグイス嬢の声が流れ、賑やかになってきました。
私には、津市の市会議員選挙で忘れることが出来ない、苦く、辛い思い出があります。
8年前になります。
妻のはるみは、津市の市会議員でした。
津市は、2市8カ町村の合併での最初の選挙であり、妻は2期目を目指していました。
定数は128名から38名になり、立候補者は約倍にあたる71名でした。
私には、天下分け目の戦いに感じました。
妻は、市民派であり、支援組織がありませんでした。
加えて、私は父の転勤により津市での通学経験がなく、妻は東京出身であることから、2人共学友がなく、厳しい選挙になるだろうと予想していました。
私は、会社を辞めて妻を支えることにしました。
妻によれば市会議員の仕事は市民生活の問題点を掘り下げ、議会で質問することにあると考えていて、毎回議会で問題提起をしていました。
私も広報紙を見て妻の活躍ぶりに満足し、応援していました。
しかし、政治家として評価しても選挙は別です。
結果、努力の甲斐も無く落選しました。
真剣に市民目線で市民生活を考え、議会で問題提起をしているのは政治家です。
議会で一度も問題提起せず、選挙の事ばかり考えている人は政治屋です。
政治屋でなく、政治家が当選してほしいと願っています。