2010/10/29
婚活の知恵
「原則論は社会を悪くする」政府の行政刷新会議が無駄を洗い出すため2009年11月に9日間の日程で事業仕分けの見直しを行いました。
そして、10月27日から30日までの4日間、省庁の財布とも言われる特別会計を対象に第3弾が行われました。
特別会計には176兆円ありますが、削減要求は1兆円と1%に満たず、前評判で埋蔵金の期待が大きかっただけに残念な結果となりました。
仕分けには予算圧縮、継続、廃止の3段階があります。
不思議なことに第1弾、第2弾で「廃止」と決定した事業が特別会計で形を変え復活しているではありませんか?
事業の廃止は国が国民に約束をしたことではないでしょうか?
何のために事業仕分けをしたのでしょう。
事業仕分けはパーフォマンスと思われても仕方がないと思ってしまいます。
人と人とのいい関係とは約束を守ることです。
疑いだらけのおつきあいは長続きはしませんし、幸せになれません。
原則論が先行して、口先だけで左右にぶれていては明るい社会を築けないと感じています。