2009/11/15
婚活の知恵
世に、癖と言われるものは、誰でも持っており、ないように見える人でも7つ位は持っているものである。 このことを「無くて7癖」という。 《成語林》婚活の入り口は、まず出会いがあり、そこで第一印象がよく、好感を持つ事からスタートします。
出会った時は外見からで、視覚が大きく作用します。
お相手が嫌がる癖は、軽視しがちです。明るい挨拶や身嗜みそして服装とは同じ位重要ですので、改めるように努力していただきたいものです。
特に女性は男性と比べ観察力が鋭いと言われていますので、良好な関係を築くためにも注意が肝要です。
体験例をお話しします。
30代前半の男女の方がお見合いをしました。
私は、似合いのカップルと思いました。
それは、お二人は「いい人を紹介していただき有難う」と口裏を合わせたように笑顔で、話してくれたからです。
お二人とも礼儀正しく、お見合いからお付き合いに発展すると期待していました。
しかしお見合い後、女性からお断りのお話しがありました。
私は、耳を疑いました。期待していただけにショックでした。
理由は、男性の手の爪が黒かったのです。ただそれだけの理由でした。
私は言いました。 「手の爪は切れば黒さから開放されます。私が男性に伝えます。だからお付き合いしてはいかがですか?」
女性は言いました。「手の爪が黒く不快にさせられました。私は潔癖症です。大事なお見合いで無神経なのは癖なんでしょう。すべてがだらしないと思えてならないのです。お断りして下さい」
これが現実です。
たかが爪の黒さと思わず、現実を受け止め、身近な自分を知り、癖を素直に改めたいものです。