「加計学園」開学へ

マスコミを賑わしている「加計学園」についてです。

国家戦略特区を活用した学校法人「加計学園」の獣医学部新設を巡り大学設置・学校法人審議会(設置審)は、新設を認めるべきとしました。
林文部科学相はその答申を受け、14日に新設を認可する方針であり、来年4月に獣医学部が開学する予定です。

不当かつ不公平な特区審査には多くの問題点があります。
1つは、「特区」にして「岩盤規制」を「規制緩和」として優遇措置をしたことです。
安倍首相は、野党の追及に「特区」を隠れみのとして、疑惑から逃れています。
「特区」を所管する内閣府は、文科省に「総理の意向」などと開学を促したとされる文書が明らかになりました。
安倍首相は「独り善がり」せず、丁寧な説明で疑惑払拭に努めてほしいものです。

2つ目は、大学や学部の設置認可を受けるには先に校舎を建て始めないといけないシステムです。
設置基準を満たしているか審査する段階では土地や建物をある程度揃えておく必要があるというのです。
国は、不条理な事を正当化しています。
「設置審」は、獣医学部の新設を却下すれば「加計学園側」から建物取り壊しによる損害賠償金請求の恐れありとして、新設を認めざるを得なかったのではと思われます。

3つ目は「加計学園」が建築費を水増しして今治市に補助金を申請した疑いがあるというのです。
今治市は、最大96億円を県と共に補助していて、この施設の建築費の坪単価は約150万円というのです。
これは、相場より格段に高いと言われています。

5月「設置審」は獣医学科の抜本的な見直しを求める「警告」を、8月の審査意見には計画書に是正意見が付き、認可の判断が保留されました。
課題が山積する中での認可であり、森友学園とあまり違わないのではと感じています。






 

トランプ大統領のアジア歴訪

トランプ大統領が来日しました。

トランプ大統領のアジア初歴訪です。
訪問国は日本に始まり、韓国、中国、ベトナム、フィリピンの5か国・12日間です。
主な訪問目的は、核・ミサイル開発を急ピッチで進める北朝鮮問題であり、朝鮮半島での軍事措置の可能性と軍事紛争に至った場合の対応についてです。
軍事紛争では自衛隊の米軍への後方支援や韓国にいる米国人や日本人の退避なども念頭に置いているようです。

素直に喜べない事があります。
トランプ大統領の型破りな発言です。
大統領就任前、米軍駐留で応分の負担をしない場合は駐留軍を撤退させるとか防衛は日本が責任を持つべきとの立場を主張し、日本との同盟関係を軽視した発言です。
更に北朝鮮に対し、「炎と怒りに直面する」と警告し、金正恩氏を「小さなロケットマン」と侮辱し、不用意な挑発を繰り返して北朝鮮を刺激しています。

北朝鮮も負けてはいません。
正恩氏はトランプ氏を「火遊びを好むならず者」と非難し、」史上最高の超強硬対応措置の断行を慎重に検討する」と表明しています。
両者の暴言は過熱しており、偶発的な紛争が起こる可能性を秘めています。

安倍首相のゴルフ外交は日米の関係強化を望む事と理解できますが、大切な事は軍事紛争に至らず、人々を殺さない、戦争をしない平和的解決方法の有意義な議論をしてほしいものです。








すばる

 またもや、無資格検査の不祥事が発覚しました。

自動車大手スバルです。
無資格検査が発覚したのは日産自動車に続いて2社目です。
発表によれば、社内で無資格の複数の従業員による不正検査が30年以上続いていました。
初回車検を迎えていない12車種が無資格検査を経て販売され、25万5千台に及びます。
50億円の費用をかけてリコール(回収・無償修理)を国交省に届ける方針のようです。

谷村新司さんの歌でヒットした「昴」は、おうし座にある「プレアデス星団」の和名です。
「昴」の語源由来は、古語から派生した「統(すばる)」という言葉が由来しているようで、意味は「1つにまとまる」です。
「1つにまとまる」は、お客様に安心、安全を追求し、不安を感じさせないような社員のまとまりと感じますが、30年もやり方が間違ってなく、悪意は全くなく続けてきたとの説明は、法令を守る意識の低さと非常識な行動を正当化して取り繕っており、腹立たしく感じます。

国土交通省の対応にも問題があります。
国が完成車の安全性を調べる必要がありますが、メーカーに車の安全性を確認させ、書面提出で検査を実施しているのです。
これでは、30年も不正検査をしていましたから、完成検査が書類検査であり、甘くなると言わざるを得ません。

車の価格は、下がらず、維持されたままです。
安全面や自社開発と製造に費用を投入されているからとしています。
スバルの年間売り上げは約3兆4200億円・営業利益4100億円、日産の年間売り上げは約11兆7200億円・営業利益7422億円であり、安全面を疎かにしているのであれば、国民に還元として車の値下げを期待したいものです、。




 

神戸製鋼所・日産

 日本が誇る「もの作りの製造業」が危うくなってきました。

近年、東洋ゴム工業の免震ゴムの性能偽装・三菱自動車の燃費データーの改ざん・更に旭化成の杭打ちデーターの流用など品質管理の信頼を揺るがす不正問題がありました。

またもや、神戸製鋼所によるアルミ・銅製品の検査データーによる改ざんと日産自動車の完成車の無資格者による検査などの常態化が発覚しました。
両社に不正を容認する空気が蔓延していたとすれば深刻な問題です。
日本の製造業の発展は、新製品開発などによる優れた技術者のこだわりの品質によります。
その品質管理が杜撰ということは、品質管理が行程作業で重要な部分の認識不足であり、詰めが甘いと言わざるを得ません。
現在、不正検査使用の製品が多数販売され、安全性に問題がないのか心配です。

衆議院選挙の投票日になりました。
上記の品質管理が政治家にも通じると感じました。
品質は、資質です。
「記憶にない」「原稿だけを読みます」「歯舞の字が読めない」などの事例があります。
不正は不祥事です。
不祥事は、容認し、守ろうとする空気があり、選挙は禊(みそぎ)としています。

いずれも安心・安全を最優先として基本に考え、質の向上と信頼性につとめていただきたいと願っています。










 

迷走

 「 大義なき解散選挙」の投票日が残り1週間となりました。

「大義なき解散選挙」についてです。
安倍首相は、森友・加計学園問題で丁寧な説明をせず、揶揄(やゆ)しました。
国民の多数が説明不足で理解できないと感じました。
加えて、議員不祥事や大臣の資質を疑う意味不明な発言があり、「おごり」「ゆるみ」などの目に余る言動と行動が続きました。
政治不信は国民に蔓延し、安倍首相は東京都知事選や都議会選挙で圧勝した小池百合子氏の存在を脅威と強く感じました。

小池百合子氏は、国政に向けた準備を慎重に行動してきました。
安倍首相は、小池氏が体制を整えるには時間がかかることを考え、「今がチャンスなり」として大義なき解散選挙を決行しました。

想定外の事が起こりました。
小池氏は、安倍1強を崩すために野党が足並みを揃える事を目指し調整してきましたが、民進党が小池氏の希望の党、枝野氏の立憲民主党、無所属の3つに分かれました。
選挙情勢調査では、野党の足並みが揃わないため、自民党単独で過半数(233)を上回るとメディアが報じています。

今回の選挙で安倍首相は、「国難突破解散」と命名しましたが、「国内混乱解散」と感じています。
アベノミクスは、企業収益が75兆円まで改善したものの物価の伸びは目標の2%にほど遠く、デフレ脱却は道半ばで消費も伸び悩んでいます。
高齢化社会の今、将来安心して生活を送れるよう国民に寄り添う人を選びたいものです。






  



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